FAQ

こちらのページではご依頼時によくいただく質問をまとめております。
事務所のゆるきゃらのネコと会話形式でわかりやすく説明します。
キャラクター
プロフィール関一也行政書士事務所のゆるきゃらのネコ。法律に詳しく、一言アドバイスが得意。
夫が亡くなりましたが、子供がいないので、相続手続きは簡単に済みますね?
子供がいない方が面倒かも、です。
子供がいなければ夫の両親、兄弟、甥姪などが法定相続人になるので、かえって複雑な手続きになることが一般的です。子供がいない場合は特に遺言書があると良いケースといえます。
私は全く相続しないのですが、相続放棄の手続きを取る必要がありますか?
もらわない=相続放棄、ではありません。
相続放棄は家庭裁判所に申し出る手続ですが、原則として被相続人に負債が多いケースの手続きです。
単に何ももらわないだけならば、遺産分割協議書で何も相続しない記載にする方が簡単です。
また、相続放棄をすると最初から存在しないのと同じ扱いになるので、予想外の親戚が繰り上がり相続人になりかねない危険もあります。
後妻として結婚したいのですが、前妻の子供たちに相続財産目当てと勘繰られ、結婚に反対されています。財産はいらないので相続放棄しておきたいのですが?
生きている間の相続放棄はできません。
同様の他ケースで、存命中でも可能な遺留分放棄を後妻がしたうえで、被相続人に子供たちだけを相続人とする遺言書を作成してもらうことで、子供たちに納得してもらった例はあるようです。しかしお勧めしたい方法ではないので、やはりご家族で十分に話し合うことをまず考えてください。
会社設立しようと考えていますが、株式会社にすべきでしょうか?
合同会社もあります。
合同会社は信用度が劣るとも言われてきましたが、だいぶ認知されてきています。ひとまず手続きが安く簡便な合同会社での起業も十分検討価値があります。
ゆくゆくは上場したいのですが、注意すべきことがありますか?
ありません。まず事業を軌道に乗せることを考えてください。
ベンチャー企業なら、設立当初から上場を意識することも多いと思います。
当然ながら上場にあたっての必要条件は利益、若しくは成長期待です。
現在の利益がある、または今後の利益成長が見込めるのであれば、それ以外の問題はあとで解消すれば良いことです。
ただし、あまり早い段階では外部株主は控えめに入れる方が良いと思います。
EXCELマクロ/VBAを利用すれば必ず業務効率改善が図れますか?
必ず便利になるわけではありません。
「実際に作業時間短縮が図れたのか?」 「こんな機能は無い方が良いのでは?」のような以下の点などに気を付けてください。
1. 書類管理で済んでいたのに、パソコンデータも管理することになり、却って仕事が増えた。
2. そもそもマクロはおろかEXCELですら不要で、手書きの方が早い、電卓の方が便利、ファイリングで十分。
3. 入力の仕方が面倒でちっとも便利になってない。